公共工事には民間工事にはないメリットがあります。

もちろん公共工事を受注するためには、時間や費用および人手といったコストがある程度かかることも事実です。

ですから自社の経営スタイルによって、どちらが得になるのかを検討する必要があります。

今回は公共工事を受注するメリットを4つご紹介します。

その1.安定した発注量

民間工事と比較した場合、公共工事は不況でも安定した発注量が期待できます。

この点を踏まえると、
 ①公共工事を主として基本的な収入額を確保し、余った部分で民間工事を請け負ってさらなる収入増を目指す
             
 ②民間工事を主として請け負い専門性を高めつつ、不測の事態に備えて最低限の収入は公共工事で確保しておく

 など様々なパターンの事業計画を展開できるでしょう。

  

その2.貸し倒れがない

発注者からの支払いが無いということはあり得ませんので、安心して工事代金を回収できます

その3.自社の信用度を高められる

コンスタントに公共工事を施工している実績を持っているなら、金融機関や施主からの信用につながります。

ひいては融資がスムーズになったり、民間からの発注数の増加につながる可能性を高められるでしょう。

その4.接待費や交際費のカット

公共工事の場合、接待交際費が発生しませんので明らかにコストダウンの要因となります。




以上に公共工事のメリットをご紹介しました。

「でも、自社の規模では公共工事に参入することは難しいのではないか…」とご心配でしょうか?

実は小規模建設業者にとって公共工事の入札は非常にコストパフォーマンスの良いシステムとなっております。

この点につきましては「小規模建設業者の方にも、公共受注がおすすめできる理由」という記事をご覧ください。